文芸誌復刻(1930年代文化研究)
[構想同人] 埴谷雄高ハニヤユタカ・平野謙ヒラノケン・ 山室 静ヤマムロ シズカ・佐々木基一ササキキイチ・ 赤木 俊(荒 正人アラ マサト)・ 久保田正文クボタマサフミ・栗林種一クリバヤシタネイチ・ 長谷川鑛平ハセガワコウヘイ・高橋幸雄タカハシユキオ・ 郡山澄雄コオリヤマスミオほか【著】 ISBN: [菊5判、全7冊別冊1]515p 22cm (1984-06-15出版) 定価=本体12000円+税
第一巻第一号 | 第二巻第一号 | 第二巻第二号 | 第二巻第三号 |
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第二巻第四号 | 第三巻第一号 | ・ | 別冊「構想」と私 |
【目次】 幼年(高橋幸雄)/なめくぢら( 長谷川鑛平)/洞窟(埴谷雄高)/すとれえ・しいぷ(一)(久保田正文)/黒い文字(栗林種一)/広瀬川のほとり(山室 静)/Credo,quia absurdum.(Ⅰ)(埴谷雄高)/神に就いて(R・M・リルケ、栗林種一訳)/ドストエフスキイの精神(一)(ベルヂアエフ、山室 静訳)
【目次】 洞窟(埴谷雄高)/わらべうた(木田健三郎)/すとれえ・しいぷ(完)(久保田正文)/冬影―詩二篇(栗林種一)/Credo,quia absurdum.(Ⅱ)(埴谷雄高)/田畑修一郎の「石ころ路」(高橋幸雄)/「現代文学論」(赤木 俊)/「作家の世界」読後(平野 謙)/ある序言(A・シュテイフター、山室 静訳)/扉絵(川島理一郎)
【目次】 〔小説〕足袋について(高橋幸雄)・ 散文的(佐藤宏)・初秋(深見圭祐)/〔感想〕平凡な、余りに平凡な(長谷川鑛平)・影の無い肖像(久保田正文)・Credo,quia absurdum.(Ⅲ)(埴谷雄高)/〔翻訳〕アメリカ文学の反省(ハロルド・ストラウス、赤木 俊訳)
【目次】 〔小説〕三四郎たち(久保田正文)・そ の翌朝(長谷川鑛平)・むす子(伊集院 哲)/〔訳詩〕/年古りた泉(ハンス・カロッサ、山室 静訳)・彼は香り重く苑の上に(R・M・リルケ、山室 静訳)/〔書評〕島木健作「人間の復活」(佐藤民寳)・工藤好美「詩学」(赤木 俊)/〔同人室〕書簡(山室 静)・ニル・アドミラリ(赤木 俊)・独りおもふ(木田健三郎)・言葉遣ひ(平 野 謙)/Credo,quia absurdum.(Ⅳ)(埴谷雄高)/埋葬者(ライナア・マリア・リルケ、高橋幸雄訳)
【目次】 〔小説〕死感(佐藤 宏)・雛妓抄( 深見圭祐)・三四郎たち(久保田正文)/〔詩〕けいとうの感傷(林 俊)/〔訳詩〕憩ひなき谿(エドガ・アラン・ポウ、木村隆一訳)・ユウラリイ――歌(エドガ・アラン・ポウ、木村隆一訳)/〔評論〕国民文学と読者(赤木 俊)/〔書簡〕「詩学」について(工藤好美)/〔同人室〕佐渡より(木田健三郎)・空論(佐々木基一)・酔語(佐藤 宏)・覚え書「スタエル夫人」(長谷川鑛平)・釣風景(稲田 猛)/Credo,quia absurdum.(Ⅴ)(埴谷雄高)/中位の大きさの一匹の蝿(クヌート・ハムスン、山室 静訳)
【目次】 石獣(栗林種一)/湖・うた(エドガ ・アラン・ポウ、木村隆一訳)/Credo,quia absurdum.(Ⅵ)(埴谷雄高)/冬物語(高橋幸雄)/表紙絵(手塚一夫遺作) ◇構想第三巻第二号(昭和16年12月5日)深まる夕暮の中で(山室 静)/詩一篇(山田 新之輔)/あるひ道に迷ひて(北原政吉)/落葉(小沢豊吉)/琉球の旅(栗林種一)/物語(エドガ・アラン・ポウ、木村隆一訳)/Credo,quia absurdum.(Ⅶ)(埴谷雄高)/きしべ(高橋幸雄)/素描(ロダン)/表紙絵・扉絵(手塚一夫遺作)
【目次】 「構想」小史(埴谷雄高)/忘れえぬこと(長谷川鑛平)/「構想」の周囲(高橋幸雄)/「ひとつの灯」(久保田正文)/手塚一夫の絵のことなど(栗林種一)/「構想」の思い出(山室 静)/私にとって「構想」とは(郡山澄雄)/老鰻会という呼び名(佐々木基一)/「構想」ということ(木村隆一)/「構想」の検討(紅野敏郎)