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既 刊

随筆・小説・歌集・俳句集

学者もどきのつぶやき ガクシャモドキノツブヤキ

●学者もどきのつぶやき

仙道富士郎 セントウフジロウ【著】
ISBN: 9784862090195
[四六判並製]224p 19cm
(2007-03-25出版)
定価=本体1238円+税

§率直で、あったかいエッセイ。

◎命をみつめる眼差し。
◎免疫学者であり多忙な学長である著者の、コモンセンスが光る。

【主な目次】
フォーチュンクッキー~妻と五人と一匹の子どもたち/思い邪あり/心優しき隣人たちとともに/コンピュータに操られながら/ほの暗き世に向かいて―オウムのことなど/病室の窓から/うつ状態か/母のことなど/真夜中の想いはめぐる/O―157とベル友/フォーチュンクッキー/老い/一人でいるとき/還暦の祝い/落ち葉は朽ちず

日々草~冬から春へ/時代の子/東北の嫁たち/仙山線の列車の中で/嗚呼 福島先生 /暴力に抗う/早春のひとときに/ゆゆしき事ども/自らを知る/卒業式のころ/憎しみの時を越えて/我が家のプリモ/大芋煮会 ◇旅の途次で~南米、パラグアイの地で/ワシントン郊外の人々の佇まい/恐ろしい話/C先生とペルガモン博物館/K先生と奥さん/バリ島にて/中国再び/ミケランジェロの「最後の審判」/韓国の旅

いま大学で~C博士のこと/心と体/命を守るしくみ/留学生たち/新米医学部長/山奥の温泉宿で/IT、この危うきもの/仙道カレーライス邸/研究生活に別れを告げて/柔道部とワイン/学長職ただいま苦戦中/山形の人たち/「自然と人間の共生」について/学長ブログ/短気は損気?/「エリアキャンパスもがみ」の発展を祈りながら山形大学を去る

【著者紹介】
仙道富士郎(1938年~)
秋田県雄勝郡西馬音内町(現、羽後町)生まれ。北海道大学医学部卒。医学博士。専攻は免疫学。山形大学教授を経て、現在、国立大学法人山形大学長。1975年、Kiesslng博士、Herberman博士らと同時にNK細胞を発見した世界的免疫学者。郷里の同級生の主宰してきた児童擁護施設「光の子どもの家」理事でもあり、同施設の季刊冊子に長年にわたりエッセイを連載してきた。本書はこれをまとめたすばらしいエッセイ集です。

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