随筆・小説・歌集・俳句集
三芳康義 ミヨシヤスヨシ【著】 ISBN: 9784862090263 [四六判並製]276p 19cm (2008-11-05出版) 定価=本体1900円+税
エマソン、ソローに始まる「野生」の詩心が東洋思想、禅思想の「無為自然」と響同するところに羅針をあて、G・スタイン、R・W・ハベル、G・スナイダーに至って、この交接が壮大な詩的世界、現代の生態学的危機と人間倫理の根源にたつ対抗文化を孕むこととなった道筋をたどる。
【主目次】 一章― 東洋思想との出会い 二章― G・スタインとL・W・ハベル 三章― 「暗示と抑制」の審美眼 四章― ゲーリー・スナイダーの「野生」の眼と道元の禅 五章― 自然から「無為自然」への転換 六章― 「亀の島」の住人として生きること 七章― G・スナイダーの‘The Blue Sky’を読み解く