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既 刊

現代社会・制度/地域史・地誌

都市周縁の考現学 トシシュウエンノコウゲンガク

●都市周縁の考現学

八木橋伸浩 ヤギハシノブヒロ【著】
ISBN: 4905913527
[四六判上製]242p 20cm
(1995-04-20出版)
定価=本体2330円+税

§都市周縁の暮らしと人倫を追求する民俗考現学の試み。

都市周縁の暮らしと人倫を追求する民俗考現学の試み。近郊農村から都市周縁の街へと変貌をとげた荒川区町屋(街頭紙芝居)、日暮里(活動写真製作)、南千住(大衆演芸)、尾久(長屋、三業地)、汐入(再開発高層住宅)などの民俗を調査しながら、近代都市が無意識に配備した都市周縁住民の暮らしと人倫を追求している。

【主な目次】
序章/第一章 ムラからマチへ―年中行事の変容と都市化/第二章 街頭紙芝居を支えたマチ/第三章 活動写真製作の記憶/第四章 大衆演芸を生産するマチ/第五章 交合する民俗/第六章 マチの噂/第七章 変貌する民俗―居住環境の変化と民俗の変化/終章

【著者紹介】
八木橋伸浩(1957年~)
埼玉県生まれ。成城大学大学院博士後期過程修了。日本民俗学、日本文化史専攻。現在、玉川大学リベラルアーツ学部教授

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