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ミライキョウソウノテツガク―ダイトウイツセイメイリロンニイドム

●未来共創の哲学―大統一生命理論に挑む

「未来共創の哲学」

村瀬雅俊・村瀬智子【著】
ムラセマサトシ・ムラセトモコ
ISBN:
978-4-86209-079-9 C1010
[A五判上製]386頁 
(2020-03-31出版)
定価=本体5200円+税

「自己・非自己循環理論」の提唱から20年、生命世界の「内」と「外」を循環し相即する基本原理、「大統一生命理論」に挑む大作。

◎パラドックス(多重性、対立的共存)、フラクタル(自己相似、入れ子構造)、アナロジー(相同・同定、多様性、転移・逆転移)。デジャヴ(既視感)とメジャヴ(未視感)。そして、逆対応・相関、生命マンダラ。著者たちは、だれもがどこかで知り、出会っているこれらの直覚的経験の知を捉え直し、そこに、生命世界の「内」と「外」を循環し相即する基本原理を見出した。

◆客体も主体も、また、それらを理解しようとする‘こころ’も、同じ一つの起源、「生命の自己・非自己循環」の活動から始まっていたのだ。
◆私たち著者が20年程前の予期せぬ健康危機に直面し、その‘失敗からの学び’の過程で、こころの深層から自然に湧きあがった‘シンボル’がある。それが‘生命マンダラ’である。そのシンボルは「自己・非自己循環原理」によって駆動されていた。その一方で、創造と崩壊の諸現象から「NECTE(ネクテ)理論」を構築した。この「NECTE(ネクテ)理論」は、「自己・非自己循環原理」に埋め込まれていた。こうして「大統一生命理論」の構築に挑むことになった。
◆本書で提示する理論体系は、私たちの教育・研究や看護、さらには日常生活の様々な現場での実践、‘失敗からの学び’に適用できることがわかってきた。これを踏まえて、「未来共創学」という俯瞰的・統合的な新たな学問体系の提唱を試みたものである。


【主な目次】
はじめに――「奇跡」への気づき
 本書を書きはじめた理由/京都大学基礎物理学研究所での学際研究会/パラダイムシフトの体験/神経系可塑性の光と陰―Kindling 現象―/学びと癒しと援助の共創体験/学習と脱学習による病の発症と癒し/京都大学未来創成学国際研究ユニット事業/二元論から一元論を経て循環論へのパラダイムシフト/芸術の持つ力/創造性―無意識過程の意識化―/今、なぜ、新たな学問が必要なのか?/多様な読み方ができる書を目指して/本書の展望

第Ⅰ部 歴史としての生命――知識の源泉に迫る
 第1章 生命と全体性――永遠の謎に挑む
 全体性をいかにして捉えるか―エッシャーの挑戦を手掛かりにして―
 /コラム1 ‘奇跡’を生み出す魔法の仕組みとは―対立の統合―/知ることの二面性/コラム2 知ることの二面性/知ることの二面性の図式化/知ることの二面性から解釈の多様性へ/多様な生物は世界を異なって認識している/知ることの二面性による解釈・意味づけのジレンマ/知ることの二面性から人間現象の多様性へ/空間的実在レベルでの対立をつなげる―転移(transference)―/空間的実在と時間的過程の対立をつなげる―歴史的な過程としての実在―/コラム3 個別性に見られる一般性というパラドックス/単細胞ゾウリムシの反射、調整、自律/個体発生―状態の多様性と状態間遷移の多様性―/時間的過程のなかで、失敗と成功の対立をつなげる―失敗からの学びによってレジリエンス(回復力)を発揮する―/コラム4 感情プライマ―効果/創発する全体性―見える世界と見えない世界の把握の必要性―/全体性に迫る道具―創造性とマンダラ―

 第2章 歴史としての生命――物質科学と人間科学
 自己・非自己循環過程としての生命―物質の科学の限界―/教育制度の限界/コラム1 中国の科挙/自己・非自己循環理論に基づく‘生命の科学’や‘人間の科学’への展望/要素還元論と要素‘過程’還元論の相補的展開/コラム2 自己・非自己循環過程と意味構造の生成/自己・非自己循環理論構築までの歩み/前著作『歴史としての生命―自己・非自己循環理論の構築―』の反響

第Ⅱ部 歴史としての精神――創造性と崩壊性の起源と進化
 第3章 過程としてのこころ――“相同性の法則”
 「過程としてのこころ」の意義―マクロとミクロとこころの相同性―/遺伝する心的構造/「創造性と崩壊性」を統合して捉える意義/こころとは何か―円相図によるこころの表現―/「病気」の外面化―外面的問題の内面的現実化を介して―/「創造性」の外面化―内面的葛藤の統合を介して―/フロイトのヒステリ―論とユングの元型論/創造性と崩壊性の神経科学―神経可塑性の両義性―/可塑性―経験が痕跡を残すメカニズム―/病気発症―学習・記憶のメカニズムとして可塑性を介して―/身体性の働き/こころが創造する学問の‘創造性’―「内」→「間」→「超」の一般過程― 92/「内」→「間」→「超」の一般過程の図式化 94/「内」→「間」→「超」の一般過程に基づく包括的考察/こころの崩壊と再生の体験―マクロ、ミクロ、こころの相同性―

 第4章 こころの老化――発展と崩壊の進化論
 はじめに―こころの統合的探究に向けて―/「理解することの理解」から「理解できないことの理解」へ―「統合失調症」理解の可能性―/現実の二重性―「内」と「外」の対立的共存―/「内」と「外」の多様性 ―逆相関関係の拡大―/「内」と「外」の対立的共存の起源 ―「自己・非自己循環過程」のはじまり―/細胞分裂の二形態―「内向型」分裂と「外向型」分裂―/マンダラ―生命シンボルとしての「自己・非自己循環原理」―

第Ⅲ部 NECTE理論――いかにして失敗から学ぶか
 創造性をいかにして学び、いかにして伝えるか? ―「創造性リテラシ―」の課題―/マンガは新しい可能性を提供している
 第5章 創造性をいかにして学び、いかにして伝えるか―NECTE理論の提唱―
 はじめに―画を描く過程と創造的問題解決過程―/奇跡を起こす―社会・政治変革のダイナミズム―/「考えること」を考える/視野狭窄による事故を招く「完璧な集中」/失敗からの学び/コラム1 出来の悪い学生の出来の良さ/人は一つの世界を全く異なって体験している?/何が‘奇跡’の体験なのか?/ギリシャ経済危機/新経済概念―‘意識の高い’資本主義―/20世紀の感染症への勝利/脳の健康危機―アルツハイマ―病―/こころとからだの健康の危機/体内生態系のバランスの成立と破綻

 第6章 進化と学習と組織の盛衰――時代を超えた飛躍の法則
 1.ダ―ウィンの自然選択説
  (1)ダ―ウィンの自然選択説/(2)ダ―ウィンの理論構築のプロセス/(3)学習とは進化である/コラム1 視点の拡張が救いとなる―介護は被介護者からのプレゼント―
  2.卓越した組織の創造と破綻 ―時代を超えた飛躍の法則―
  (1)卓越した企業とそうでない企業の違いは何か/(2)いかにして良好な企業は卓越した企業へと変貌をとげたか/(3)ネルソン・マンデラが起こした奇跡/コラム2 多職種連携のダイナミズム/(4)どんな偉大な組織も転落の危機に直面しうる―衰退過程の法則―/コラム3 包括的暴力防止プログラム

 第7章 パラダイムシフトに迫る――奇跡的な変革をもたらす探求の本質
 1.はじめに
 2. パラダイムシフトとは何か
  (1)物理学におけるパラダイムシフト/(2)生物学におけるパラダイムシフト/(3)医学におけるパラダイムシフト
 3. パラダイムシフトはどのようなところで、どのようにして生じるのだろうか?
 4. 帰納・演繹・弁証法・アブダクション(転移)の図解
 5. 創造性とは何か―NECTE理論―
コラム1 川喜田二郎の発想法とWモデル

第Ⅳ部 自己・非自己循環理論――過程還元論の弁証法的展開
 第8章 無とは何か――「ない」と「ある」の弁証法的展開
 1. 西洋と東洋の無の捉え方
 2.「ない」を楽しむ
 3. 無と無限の弁証法
  (1)創造性の本質/(2)生命の本質/(3)場の論理/(4)場の論理から、棲み分け理論、あいだ概念を経て、自己・非自己循環理論へ/(5)「無」と「無限」の関係
 4. 無と無限の図式化
  (1)数式表現の図式化/(2)概念構築の図式化/コラム 曼荼羅とは何か
 5. 15世紀における視覚的ゼロの発見による無限の表現
 6.無を無限と体験するガンツフェルト
  (1)ガンツフェルト(ganzfeld)/(2)ヘルマン格子(Hermann Grid)
 7.沈黙の意味

 第9章 シンボル(象徴)の二義性――パラドックスの力
 1.シンボル創造の原点
  (1)パラドックスに満ちた世界/(2)パラドックスの狭間に挑む―西洋と東洋の世界観―/(3)二項対立の「あいだ」を育てる「型」/(4)甲の薬は乙の毒―両義性―
 2. シンボル―パラドックスの表現として―
  (1)シンボルの創発/(2)シンボルの可能性/(3)シンボルの意味/(4)細胞のテンセグリティ(tensegrity)構造―シンボルの表現として―
 3. 混迷する世界の理解―シンボルの役割―
  (1)生命と環境―生命科学の現状と展望―/(2)環境因子の生体への影響・効果―物理学的観点―/(3)自然環境因子の生体への影響・効果―生物学的観点― /(3―1)地球磁場の影響/(3―2)シュ―マン共振低周波電磁場と可視光/(3―3)光てんかん発作
 4.‘シンボル’を活用した創造的な学びの本質―NECTE理論の展開―
  (1) 教育制度の課題/(2) 複雑な社会システムと複雑システム思考/(3)対 立こそ統合の力/(4) 学びの展望―人間学からの視座―

 第10章  対人関係における自己・非自己循環過程――看護と教育のダイナミズム
 1.心身と環境の循環を支える看護の必要性
 2.患者―看護師関係における共創的コミュニケ―ション
 3.語りとしてのナラティブの力
 4.マンダラ看護理論の提唱
 (1)理論開発の過程/(2)「自己・非自己循環理論」を基盤としたマンダラ看護理論の提唱/(3)主要な概念と定義/(4)マンダラ看護理論における前提(メタパラダイム)/(5)事例へのマンダラ看護理論の適用/コラム1 健康の九大原理
 5.看護教育へのマンダラ看護理論の適用/コラム2 実習指導の評価の難しさ

第Ⅴ部 大統一生命理論への挑戦
――パラドックス・フラクタル・アナロジ―による‘シンボル’の共創に向けて
  1.自然界に満ち溢れる総発現象/2.‘創造の瞬間’に挑む/3.着想に至るまでの38年の研究
 第11章 自己・非自己循環理論の展開――非再現性重視の世界観
 1.はじめに
 2.生体における電気現象
 3.‘認識のジレンマ’に挑む―サイクロトロン共鳴理論―
 4.イオン電流とキャリア電流―交流と直流が併存―
 5.個人史・科学史・生命史における創発現象の普遍性―メタ認識による振り返りと展望―
 6.生体における情報伝達システム
 7.進化生物学の視点―細胞膜を介した「内」と「外」の情報統合の解明に向けて―
  (1)生体の階層構造に着目したアプロ―チ/(2)G―タンパク質(GTP 結合タンパク質)/(3)視覚系とリン酸ジエステラ―ゼ(PDE)/(4)ホルモン系とアデニレ―トシクラ―ゼ(AC)/(5)DNA修復系とその一般化―進化的意義
 8.進化的脳構築の解明に向けて
  (1)環境センサ―としての脳幹レベルのスイッチ機構/(2)大脳辺縁系/(3)大脳皮質
 9.生体と環境
  (1)環境汚染による‘先天的’発達障害と‘後天的’行動障害/(2)Window 効果
 10.構成的認識と環境病発症 ―統合過程の成立と破綻―
  (1)環境―身体―脳の相互作用系における「内」と「外」の情報統合―学習過程の成立と病気発症に見られる相同原理―/(2)細胞膜における「内」と「外」の情報統合の分子機構―G―タンパク質、プロテインキナ―ゼ(PKC)を介した連合学習、過敏性、発がん、ホルモン作用に見られる相同原理―/(3)電磁場の生体作用―情報増幅系としての生命へのホルモン作用―/(4)電磁場の作用部位―情報統合の成立と破綻の相同原理―
 11.まとめにかえて

 第12章 大統一生命理論の提唱――主客共創主義を目指して
 1.現代科学の強みと弱み
 2.自然科学の現状と展望
 3.矛盾の活用による問題解消の可能性―西洋と東洋の共創に向けて―
  (1)西洋医学と東洋医学/(2)心理学者・ユングの見解/(3)構成原理/(4)西洋の弁証法と東洋の弁証法/(5)禅修業の五位
 4. 自己・非自己循環モデル
  (1)自己・非自己循環モデルの概要/(2)自己・非自己循環モデルにおける5段階NECTE過程/(3)自己・非自己循環モデルの発展可能性/(4)自己・非自己循環モデルの自己超越性(self―transcendence)/(5)西洋科学と東洋哲学
 5. 大統一生命理論への挑戦
  (1)存在、変容、認識の同型性―Bootstrap Philosophy―/(2)生命の創発と哲学の創発/(3)「自然は考えるのか?」―三角法による把握―
 6.未来共創の哲学―実践的展開に向けて―
  (1)個と全体の共創的な学び―古くて新しいパラドックス―/(2)人間とは何か?―精神と物質の再統合―/(3)仮説は事実を創り、思考は現実を創造する /(4)未来共創学の実践的展開

おわりに――おわりから考える未来共創のはじまり
参考文献/用語索引/人名索引/著者略歴

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【共著者紹介】
村瀬雅俊(むらせ まさとし) 京都大学基礎物理学研究所(物質構造研究部門)准教授。
【研究・教育歴】
1982年 東京大学薬学部卒業
1987年 東京大学大学院薬学系研究科薬学博士
1985年 東京都老人総合研究所助手に採用
1987-1988年 アメリカデューク大学医学部生理学教室博士研究員
1988年 東京都老人総合研究所研究員に昇格
1990-1991年 カリフォルニア大学デービス校・数学科客員助教授
1991年 東京都老人総合研究所主任研究員に昇格
1992年 京都大学基礎物理学研究所助教授に採用、現在同研究所准教授
2007年 湯川秀樹・生誕100年記念事業国際シンポジウム「生命とは何か」主催
2008年 京都大学基礎物理学研究所国際シンポジウム「創造性とは何か」主催
2009年 ダーウイン・生誕200年記念国際シンポジウム「進化とは何か」主催
2010年 京都大学統合複雑系科学研究国際ユニット連携推進委員
2011年 京都大学国際フォーラム「新たな知の統合に向けて」主催
物性研究・電子版編集長(現在に至る)
国際教育学会 理事(現在に至る)
2013-2014年 京都大学研究大学強化促進事業 学際・国際・人際融合事業「知の越境」
融合チーム研究プログラム-SPIRITS-、統合創造学創成プロジェクト・リーダー
2014年 電子ジャーナルJournal of Integrated Creative Studies 創刊、編集長(現在に至る)
2014-2016年 日本学術振興会科学研究費助成事業
挑戦的萌芽研究「統合科学の創造と統一生命理論の構築」研究代表者
2015-2019年年京都大学・研究連携基盤・未来創成学国際研究ユニット研究推進戦略室室長
2015年 京都大学全学共通科目「未来創成学への招待」企画・実施責任者(現在に至る)
2017年 京都大学国際文化フォーラム「奇跡への挑戦」主催(喜多郎 出演)
京都大学国際芸術フォーラム主催(ツトム・ヤマシタ、石上真由子、森悠子 出演)
京都大学研究科横断型教育プログラム「未来創成学への挑戦」企画・実施責任者
2018年 京都大学学際融合センター「分野横断プラットフォーム構築」企画・実施責任者
京都大学大学院横断教育科目群「未来創成学への招待」企画・実施責任者
2019年 京都大学国際シンポジウム「未来創成学の展望」企画・実施責任者

【著書】
Masatoshi Murase “The Dynamics of Cellular Motility”Wiley, 1992
村瀬雅俊『歴史としての生命-自己・非自己循環理論の構築』京都大学学術出版会、2000
村瀬雅俊「こころの老化としての分裂病-創造性と破壊性の起源と進化」
講座『生命』Vol.5、(監修 中村雄二郎・木村敏)Vol. 5、河合文化教育研究所、河合出版、2001。
Masatoshi Murase, Self-Similar Dynamic Systems Perspective of Living Nature: The Self-Nonself Circulation Principle Beyond Complexity, in “Kyoto Manifesto” Springer, 2018.

村瀬 智子(むらせ ともこ)
日本赤十字豊田看護大学 学部長、教授。
【研究・教育歴】
1980年 日本赤十字中央女子短期大学卒業 ・看護師免許取得
1980-1982 年 日本赤十字社医療センター成人混合病棟に看護師として勤務
1982-1987年 同上で臨時看護師として成人混合病棟・救急部・脳外科に勤務
1982-1985年 千葉大学看護学部に入学し、1年後に編入学し卒業(看護学士)
 保健師免許取得
1985年 千葉大学大学院看護学研究科修士課程入学(基礎看護学専攻)
1985年 アラバマ大学看護学部へ交換留学(約1カ月)
1987年 千葉大学大学院看護学研究科修士課程 修了(看護学修士)
学位論文:「チームの看護力を高める方法に関する実証的研究―看護観の発展に焦点を当てて―」
1987年 日本赤十字看護大学に助手として勤務(基礎看護学分野)
1989-1991年 同上 講師
1991-1993年 東京大学医学部保健学科研究生(健康科学看護学科)
2004-2011年 医療法人社団柏水会 初石病院精神科急性期治療病棟看護師
2007年からは教育師長を兼務し、院内の看護師教育体制を構築
2005年 千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程入学(精神看護学教育研究分野)
2010年 同上 修了 博士(看護学)
学位論文:「『自己・非自己循環理論』を基盤としたうつ病をもつ人に対する看護援助モデルの構築」
2011年 近大姫路大学看護学部准教授・教授
2012年 近大姫路大学看護学部・看護学部長
2013年 日本赤十字豊田看護大学 精神看護学教授・日本赤十字豊田看護大学大学院看護学研究科
臨床実践看護学 精神看護学 教授を兼務
 三重大学大学院 基礎看護学非常勤講師を兼職し、現在に至る
2016年 日本赤十字豊田看護大学・学務部長を兼務
2016年 日本赤十字豊田看護大学・学部長を兼務し現在に至る

【学会等での活動】
日本赤十字学園評議員、国際教育学会理事、日本赤十字看護学会評議員・編集委員・査読委員・歴史研究委員会委員等であり、第8回日本看護科学学会学術集会、第1回JANS国際看護学術セミナー、第15回日本赤十字看護学会、第50回日本看護学会-看護管理-学術集会等、様々な学会企画・運営等担当している。翻訳書は、『看護診断』(医学書院)、『グラウンデッド・セオリー』(医学書院)、著書には『精神看護学② 精神障害をもつ人の看護』(分担執筆・メヂカルフレンド社)等がある。

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